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『屋久島一人旅』縄文杉は本当に往復10時間かかるのか問題

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イッテQ屋久島の縄文杉に行くんだってよ!!

(2017年11月~)

 

 

屋久島へやってきました!!

『ガラッパ』というシェアハウスで、屋久島にバイク一人旅で来られた方と同じ部屋になりました。

※ガラッパと健吉という宿はもうないかもしれません。

素晴らしい宿だったのに・・・・いろんな意味で。

意気投合し、「明日は一緒に縄文杉に会いに行こうぜ!!」

なんてさわやかオーラ全開の約束を交わした彼や

お酒を飲みながら「明日はいよいよ縄文杉だね。すごい楽しみね」

と言っていたゴツイ姉さんたちは・・・ 

  

・・・・まだ寝ている。

 

 

 

 

 

私はみんなをおいて、レンタルバイクで縄文杉より離れた入り口に到着した。

 

 

そこからバスに乗り込み縄文杉のふもとにたどりつく。

縄文杉の登り口までは専用のバスでしかいけません。

 

時間は朝の6時00分

 

 

縄文杉まで行って帰ってくるだけで10時間かかるといわれている。

なので入口まで行くバスは最終が朝の7時で終わりになっている。

話によると山が深いので危険があるそうだ。

私は一番早いバスに乗り込み、縄文杉へ向かった。

 

そう、人は裏切る。

だから今・・・私は一人で縄文杉へと続く入口で立っているのだ。

 

縄文杉は本当に往復10時間かかるのか?

 縄文杉とは?

 

1966年屋久町役場の観光課長だった岩川貞次により発見され広く紹介される。発見当初は大岩杉と呼ばれていた。「縄文杉」という名前の由来は、当時推定された樹齢が4,000年以上で縄文時代から生きていることから来たという説と、奔放にうねる幹の造形が縄文土器に似ているからという説がある。

1976年九州大学工学部の真鍋大覚助教授により、周囲の樹木年輪測定、幹周の大きさなどから、樹齢7,000年以上と推定され話題になった。しかし、その後の調査で古木の周囲を3本程度の若い木が融合して包み込んでいる合体木である可能性が浮上し、外側の若い木の部分の年代測定では樹齢約2,700年と判定された(芯部の古木は樹体保護のため未調査)。ただし、鹿児島大学農学部縄文杉パーオキシダーゼアイソザイム分析した結果、縄文杉は合体木ではなく一つの木であることが証明されている[要出典]。また、調査によって倒木更新の痕跡も発見されている。

また約7,300年前[1]鬼界カルデラから広がった幸屋火砕流によって、屋久島を含む九州南部諸島の大型植物は全滅したと考えられており、縄文杉の樹齢は古くとも4,000年以上はさかのぼらないとするのが定説になっている。一方で、後代に持ち込まれた記録の無いヤクシマザルなどの大型動物が現存していることから、屋久島全体が火砕流に飲み込まれたのではなく一部の動植物は生き延びたのではないかとする意見もある。

縄文杉を見るためには8-10時間程の登山を行う必要があるが、保護のため十数メートル離れた木製のデッキから鑑賞しなければならず、杉の周りには立ち入ることはできない。

 

 世界遺産屋久島といえば縄文杉といっても過言ではない。

 縄文時代から長く生きている木なのだ。パワースポット!

人生を変える木!美しく巨大。簡単には見れない。有名!世界遺産

 行かなければ!!

こういうのが好きなんだ!おじいさんになってからいっても仕方がない!今なんだ!

今が行くときだ。 

自然が私を呼んでいるのだw

好きなことを好きなだけして、見たいものを見て楽しみたい。

私には時間がないのだ!オタオタしている暇はないだ。

 

真っ暗闇の中歩き始める 

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 一番初めに出会うのがトロッコ

 屋久島の森の中はもともとトロッコで木材や人を運んでいたらしい。

 現在もたまに動いてるとかいないとか・・・・

 まわりは真っ暗本気で真っ暗闇。ヘッドライトは必須アイテムです。

カッパも必須アイテム。

 洞窟もあるわけ。

 

 

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山から下りてくる水が滝のように流れる。

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朝一番のバスで出発してきたので歩いている人は数えるほど。

私は1番乗りのつもりで出発している。

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ロッコ道は本当に電車の線路の上をずっと歩いていく。

晴れていれば神秘的なんだろうけど、真っ暗。そして雨。

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うん。一人で歩くには超怖い。地図はなくても線路を歩けば大丈夫。

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真っ暗だから大丈夫だったけど、この下は川が流れていて高さもある。

超怖い場所もいっぱいある。

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 目的地が一緒なので、目の前を歩く青年はずっと一緒だわw

 

やっと夜が明ける

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真っ暗闇から美しいスカイブルーの朝がやってきた。

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 先頭組に私は入ったようだ!

 青のシャツの彼は常に私の前を歩いている。

 黄色のパーカーの男女は抜かしたり抜かさたりだ。

 トロッコ道は探検してる感じが半端ない。冒険だ!

 

こいつあドキドキワクワクアドベンチャーだ!!

 ひゃっふー!と私は軽快に歩いていた。

  

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   トロッコの両サイドにはなにもない。

 いつでも落ちれるシステム。

 危険。

 雨でぬれて滑る。

 大変危ない。あぶない。

 

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 全然高さがわからないけど飛び降りれる高さではない。見ての通り幅が狭い。

 

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雨も降ったり止んだりだけど、おさまりつつある。激しさはなくなった。

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ロッコの道は続く

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 トロッコの道も終了するといよいよガッツリ登山に入るようだ。

 

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 屋久島の名所。

 ウィルソン株についた。

ウィルソン株(ウィルソンかぶ)とは、屋久島にある屋久杉の切り株である。

1586年天正14年)、牧村の五郎七が足場を組み、豊臣秀吉の命令により大坂城築城(京都の方広寺建立とも)の為に切られたといわれる。胸高周囲13.8m。

ハーバード大学樹木園のための収集に、日本を訪れたアメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン (Ernest Henry Wilson) 博士により調査され、ソメイヨシノなど多くのなどの収集とともに1914年西洋文化圏に紹介され、後年この株の名前の由来となった。縄文杉発見(1966年)の52年前の調査である。

株の中には清水が湧き出ており、内部にがある。またこの杉は枝が多く、使い物にならなかった先端部分は、下のに放置され、今でも残っている。 周囲は立ち入り禁止区域になっているが、内部には入ることができ、空を見上げると「ハート」型に見えるポイントがある。

杉の中から見るとハートのマークになっているんだって。

 写真撮るの忘れたっというか、これがウィルソン株って書いてたんだけど、ハート型に見えるって私はそんなことしらなかったので、写真撮ってません

 

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1着で縄文杉にたどり着きたい。

雨がずっと降っていて、もうかなり歩いた。

体も大変だ。3時間くらいだろうか?

正直つらい。一人はつらい。

 

 

それでも先頭で1着で縄文杉へ行きたい。

1着で到着したいんだ。

なんでみんなそんなに先を急ぐんだ。

私は考えました。私より先を歩く人間より前に歩く方法をそのとき私は考えたんです。

 

 

「一緒にいきましょう。」

 

 それは魔法の言葉。何も難しいことはない。

私を抜かしていく人々へ声をきさくにかけ、

 足を止めさせ、一緒にいこうと言うのだ。

 するとみんな待ってくれる私を待ってくれる。

 疲れたら一緒に休憩してくれる。

 

 

 

一緒!!一緒!!

 

 

仲間!!仲間!!

 

 

 

仲間だ!!

 

 

 

そうして一人増え二人増え

 

 

私はパーティを増やしていったのだった。

 そして私は先頭に躍り出たのだった。(死んだような表情で

 

 

 

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 森も深くなり、屋久杉があちこちに生えている

 

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見たこともない独得な木たちだ。

まるでファンタジーの世界のように・・・

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淡い光と深い緑、木々の色、白色の木々

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深い森。森の匂い。自然の香り。

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ついに縄文杉に出会う 

 

結局は5人のパーティに落ち着いた

登り始めてから4時間ぐらい

 

 

 

ついに、、、

ついに私は屋久島の中心部

縄文杉に到着したのだ。

 

 

 

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神秘的だ!!

そしてサイズが大きい!!壮大だ!

何とも言えない(疲れて

 

 

屋久島という自然に私は触れたのだ。

(*´Д`*)ああ・・・

 

 

 

あああああ・・・・・

 

 

 

やったぁぁぁぁっぁっぁああああーーーーーー!!

自由な気分だぁぁぁーーー!!爽快だぁぁぁぁああああーーーー!

 

 

なんて毎日の会社生活ってちっぽけなんだ。

 

こんなに素晴らしい世界を私は知らなかった

 

いっぱいいろいろあるのが人生だ。

 

 

 

 

 

 

( ;∀;)涙が出そうだ。

 

 

 

 

 

一生懸命生きていこう。

 

 

 

彼の分まで僕はいきるんだ。

 

 

  

 

私は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

猛烈に感動している。

叫ばずにはいられない。

 

 

 

 

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 私はどこで道を踏み外したのだろうか・・・・

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

といつもならここで終わるのだけど、今回は往復10時間かかるかどうという話。

5人のパーティは気まずい雰囲気の中、撤収することになる。

※私がカエルスーツを着たために

 

帰りがきつい

 達成してしまうと一気にダメだ。気持ちが・・・・

カラダが疲れてしまってモチベーションも下がってしまう。

何がしんどいかって全く同じルートなのでしんどい。

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道順を反対に。

山のところはくだり坂になるので大丈夫そうだけど、膝が辛い(悲しい

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それでも景色は美しくて素敵。

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そして確実に雨は降る。

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時間の経過に連れて天気もよくなったりする。素晴らしい世界が広がる。

朝と全然違う。

深い森に包まれるような不思議な世界が広がる。

 

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お昼の景色は全然違う世界になるので、本当の屋久島の姿が見える。

縄文杉の森は美しい。

帰りのトロッコ道が辛すぎる

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ロッコ道まで戻ってきたらゴールはもうすぐと思いきや・・・・

ここからが長いし、道も平たんで辛い。

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ここまでくれば大丈夫。お疲れさまでしたぁー!!あぁぁl--!!

やったぜぇぇぇぇーーーー!!

 

バスの迎えが来るまで待ちます。1時間くらい待ちました。汗

まとめ

タイムを計測した結果

8時間30分ぐらいで行って帰ってくることができた。

かなり自信があったんだけどそれでもこのくらいかかっている。

ほぼ休憩なし。30歳のタイムだ。

なので高齢者や中高年、体力に自信のない人は多少なりとも運動を積んでからでないと厳しい。トイレもなければ何かを購入するところも一切ないのでアイテムもちゃんと準備しておこう。水分補給できるものやごはん。

 

☑体力は本当に必要

☑帰りのトロッコ道が本当にしんどい

☑100%雨が降る。途中で何か購入は不可。

☑10時間近くかかると思う。

☑サル出てくるから注意して

屋久鹿出てきたら写真撮ろう

 

一生に一度は行ってみたい島には違いありません!!

是非、縄文杉に会いにいきましょう!!